検査・健診
- HOME
- 検査・健診
胃カメラ
当院は、早期胃がんの発見に力を注いでおります。
患者さまの検査に対する不安・苦痛を軽減するため、胃カメラ検査は、以下のように3通りから選択いただいております。(※現在すべての方法でNBI(狭帯域光強調)を併用しております)
【1】通常内視鏡検査(喉の麻酔のみ)
【2】意識下鎮静法※による内視鏡検査
【3】鼻からの細径スコープによる経鼻内視鏡検査
※意識下鎮静法とは、ごく少量の麻酔薬の注射を打ってウトウト眠っている間に検査を終えるものです。
大腸カメラ
大腸カメラは、肛門から内視鏡を入れて全大腸を観察、大腸ガン、ポリープなどを見つける検査です。前処置として、検査の前日に下剤と当日に腸管洗浄剤を服用して大腸をからっぽにする必要があります。検査に要する時間は15分程度です。(※現在、検査でNBI(狭帯域光強調)を併用しております)
※事前予約要(検査日:毎週火曜日午後)
また、大腸ガン検診として、便潜血反応(2回法)の検便検査もしております。
ヘリコバクター・ピロリ菌検査
胃の中に住み着いて、人にさまざまな影響を及ぼすヘリコバクター・ピロリ。ピロリ菌が陽性の場合、胃ガンの発生が約3倍、また同時にたばこを吸っていれば、11倍になるというデータが発表されました。
また、感染が長く続くことで、萎縮性胃炎を引き起こし、胃酸や消化酵素分泌の低下から、タンパク質をはじめ、さまざまな栄養素の消化吸収不良がおこります。
貧血をはじめ、栄養不良からくるさまざまな病態において、ピロリ菌の感染を知ることは、その原因を知ることにもなり、また除菌治療は病態の改善や予防につながります。
当院ではピロリ菌感染有無の検査をしております。尿であれば簡単に15~20分で結果が出ます(自費の場合¥3,240)。
またピロリ菌の検査は、血液検査(血中抗体)、内視鏡検査時(迅速ウレアーゼ試験)でも可能です。現在は胃炎、胃潰瘍の状態を胃内視鏡で確認したうえで、除菌治療が保険適応で可能です。
除菌治療としては、内服薬を1週間服用いただきます。新しいプロトコルでは、除菌率が90%以上になりました。
ABC検査(胃がんリスク検診)
ABC検診で胃がん発症危険度を知ろう!
高齢化社会を迎え、日本人は男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになっており、がんはもはや特別なことではなくなりました。しかし早期発見できれば、内視鏡治療など低侵襲な治療で成功率も高まります。
当院でも開院当初より、胃内視鏡検査による早期胃がん発見に努めてまいりました。そして検査はまず受けなければ診断できません。しかし自分が胃がんになりやすいかどうか、胃がんになるリスクが分かっていれば、内視鏡検査を受けたほうがいいのか、またどれくらいの間隔で受けていけば良いのかの指針になります。
胃がんは、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染と深く関わっており、WHOでも発がん因子として認定されました。またピロリ菌感染がない人は胃がんになることが少なく、ピロリ菌に感染し慢性萎縮性胃炎になり、さらに腸上皮化生という変化が起こり、胃がんが発症することが知られています。
そこで、血液検査でピロリ菌の感染の有無と胃粘膜萎縮の度合いを示すペプシノーゲンⅠおよびⅡを合わせて測定することによって、胃がんになるリスクを調べることができます。それがABC検診です。これは検査結果をA~Dに分類して胃がんリスクを評価するものです。従来の胃レントゲンによる検診よりも効率的に優れているというデータも出ています。また、なんといっても受けた方ご自身が自分の胃がん危険度を知ることができるというメリットがあります。
ABC検診であなたも胃がんになるリスクをチェックしてみてはいかがでしょうか。
特に40歳以上の方にお勧めします。
以下の方は対象外です。
・明らかな上部消化器症状があり、胃や十二指腸の疾患が強く疑われる方(保険適応ですので、受診してください)
▸食道・胃・十二指腸の疾患で治療中の方
▸胃切除後の方
▸腎不全(目安:クレアチニン値が3mg/dl以上)の方
検査時間・方法 診療時間内に随時可能
検査時間・方法 | 診療時間内に随時可能 血液検査(食事は関係ありません) |
---|---|
料金 | ¥4.800(検査料・結果説明・税すべて含む) |
超音波検査
▸腹部超音波(エコー)検査
(肝臓・膵臓・胆嚢・腎臓・膀胱・前立腺・腹部大動脈)
▸頚部超音波(エコー)検査
(甲状腺・頚動脈)
▸乳腺超音波(エコー)検査
▸超音波検査
超音波(エコー)は、液体や固体の中を良く伝わる性質をもっています。人の体では肝臓・胆のう・脾臓・腎臓・膵臓などの腹部臓器や、心臓・子宮・卵巣・前立腺といった内科・婦人科・泌尿器科領域で広く診断に利用されています。