インタビュー
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患者さまのお話をよく聞くことを重視。栄養面の問題に着目し、保険診療以外の治療法も取り入れています。
患者さまのお話をしっかりと聞くことです。コミュニケーションをとること、といってもいいかもしれません。こちらからお声がけをして、なるべく話しやすい環境をつくるように配慮しています。
重要なのは、患者さまのかかえる症状を正しく把握することです。そのために、言葉につまっているようであれば聞き方を変えてみたり、より詳細に話していただけるよう繰り返し質問をして話を掘り下げてみたりと、細かな確認をするようにしています。
日々の診療のなかで大切にしている事・気を付けている事を教えてください。
患者さまのお話をしっかりと聞くことです。コミュニケーションをとること、といってもいいかもしれません。こちらからお声がけをして、なるべく話しやすい環境をつくるように配慮しています。
重要なのは、患者さまのかかえる症状を正しく把握することです。そのために、言葉につまっているようであれば聞き方を変えてみたり、より詳細に話していただけるよう繰り返し質問をして話を掘り下げてみたりと、細かな確認をするようにしています。
医師としてのやりがいを教えてください。
やはり患者さまが元気になることがうれしいですね。とくに、長いあいだ悩まされていたという症状を改善できたときにはやりがいを感じます。
「世の中全てはなまるに!」 この言葉をかかげてらっしゃる理由をお聞かせください。
ただ治療をおこなうだけでなく、なにか世の中にプラスアルファの価値をもたらしたい。そんな思いをあらわしたくて考えた言葉です。
子どものころには、「はなまる」をもらうことは特別なことだったと思うのです。それは単に丸をもらうこととはちがうことでしたよね。ただの丸が100%だとしたら、「はなまる」は120%。そんな感覚があったように思います。そういったプラスアルファの何かを表現したいと思い、「はなまる」という言葉を選びました。
そして、そうしたプラスアルファの要素は、世の中に伝わっていくものだと思うのです。子どもが「はなまる」をもらったうれしさをお母さんに伝えて、お母さんも子どものよろこぶ顔をみてうれしくなる、といったような良い連鎖がおきる。 当クリニックで提供している医療にも、そうしたプラスアルファの要素をもたせたいという気持ちがあります。
当クリニックでおこなっている一つひとつのアクションが、世の中に少しずつよいものを広げていって、気がついたら世の中全体がよい方向に動いている。最終的に世の中全体を「はなまる」にしていく。そうした理想をもちながら、日々の診療に取り組んでいきたいと思っています。
ていねいな説明を心がけているのはなぜですか?
本人が納得するということは、治療においてとても大事なことだと思っているためです。「病気がよくなる」ということの条件のひとつに、本人が納得するということがある。それくらい言ってもよいことかもしれません。
つまり、わたしがめざす治療の最終的な到達点は、患者さまがしっかり納得したという状況も含めたものなのです。そのため、説明をおこなうときにはできるだけわかりやすい言葉をつかい、必要に応じてパンフレットなどの資料をお渡ししています。単に身体が健康な状態になるというだけでなく、お互いが納得できる状況も大切にしているのです。
また、自由診療となると、ますます説明は大切になります。治療の必要性や金銭的な負担などについて、事前にしっかりとお話しするようにしています。
日常生活において気をつけたほうが良い点や、生活習慣のアドバイスをお願いします。
現代人は、知らず知らずのうちに栄養失調になっている。これがわたしの感じている問題です。この理由としてはさまざまなものがあげられます。まずは食生活の問題がありますね。簡単な例でいえば、保存料などの食品添加物は、やはり身体にいいものとはいえません。食生活が便利になりすぎた結果、それが逆に栄養素の問題につながっている。そんな状況が生じていると考えています。
そのほか、環境の問題も大きな要素のひとつでしょう。これは自然環境の問題だけでなく、社会的な環境の問題も含んでいます。環境の変化によって栄養素の消耗が激しくなることによって、栄養バランスが崩れてしまうということがあるのです。食生活の問題は栄養素の摂取にかかわる話でしたが、この環境の問題は逆で、栄養素の消耗にかかわる話といえます。
実は、こうした問題をあげはじめるときりがないのです。さまざまな問題が絡み合っているため、簡単なアドバイスとしてお伝えするのはむずかしいところがあります。 当クリニックでは栄養解析(栄養ドック)をおこなうことによって、患者さま一人ひとりに合わせた栄養療法を提供しています。つらい症状がつづいている際はご相談にいらしていただければと思います。